本日は建設市民委員会と可児保護司会との懇談会を行いました。
保護司とは保護司法に基づき、法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員ですが、実質的には民間のボランティアとして活動されています。
現在、可児市には 25名の保護司がお見えになり、そのうち 4名は女性だそうです。
今日の懇談会でははじめに活動紹介があり、その後意見交換を行いました。
我々議員も地元の保護司さんが誰なのか知らなかったり、日頃どういった活動をされていてどのようなご苦労があるのかわかりませんでしたが、今日の懇談会を通じて保護司の活動内容や担い手の不足、周囲の認識不足など大きな課題を抱えながら更生保護対象者の社会復帰と自立支援、再犯防止と就労支援などに取り組まれていることを知りました。
以前から市内にサポートセンターがないことが課題となっていましたが、今年から行政側の配慮もあり保護司の活動拠点として、週一回福祉センターの相談室を利用して情報交換や新人研修、保護観察対象者との面談等を行っているとのことでした。
また、可児地区の事業主を対象に、就労支援を要請して、事情を理解し雇用していただける「協力雇用主」については10月末までに50社を訪問されているとのことでした。
しかしながらまだ保護司の活動は一般の方には周知されておらず、今後は議会としても皆さんの活動がより一層スムーズに進むような取組を検討し執行部へ提案していくと同時に、その活動をどんどんPRしていきたいと思います。