2019年12月21日土曜日

12月議会が終わりました

昨日、可児市議会の令和元年第5回定例会が閉会しました。

私は予算決算委員会の委員長として付託議案を審査しました。
今回問題となったのは、令和元年度補正予算で上程された「明智光秀公像建立」についてでした。
来年6月の明智光秀の命日(13日)に合わせて明智城址本丸跡にブロンズ像を建立し、観光振興に寄与する目的です。
総事業費3,100万円のうち1,550万円が今回の補正予算で計上されました。
その財源については、寄付金(ふるさと納税)とクラウドファンディングで賄うものですが、広報かに11月号で先行して広報されたこと、記者発表直前に議会へ知らされたことなど、その進め方が議会軽視ではないかと問題視されました。
予算審査においては、ブロンズ像に係る予算について修正案が提出されましたが、否決され、結果的には原案が可決されました。
ただし、執行にあたっての条件を付する、附帯決議とすることを賛成多数で議決しました。

今議会では、この他にも田原議員の一般質問のやり直しが行われるなど、大変荒れた定例会となりました。
個人的には精神的にも肉体的にも疲労困憊でしたが、二元代表制の一翼を担う議会の役目が果たされたとも言える12月議会ではなかったかと感じました。
(※写真は、今朝の中日新聞に掲載された記事です)