6、7日の2日間で13人の議員が一般質問を行い、私は初日
今回は「学校、幼稚園、保育園の危機管理実施状況は」というテーマで一般質問を
質問の内容は以下の通りです。
平成13年6月に大阪教育大学附属池田小学校において、凶器を持った男が侵入し、児童や教諭が殺傷されるという、あまりにも痛ましく、安全であるべき学校において、決してあってはならない事件が発生しました。以来、各自治体や学校では教室や校門に危険情報を伝えるインターホンを設置したり、子供に防犯ブザーを配付するなど安全対策を進めております。しかしながら、類似した事件は後を絶たず、学校や通学路の安全対策を再点検し強化することが求められています。
学校、幼稚園、保育園の安全対策では不審者を構内に入れないことが基本になり、門やフェンスの設置や防犯監視システムの整備が重要となります。(最近では、2月6日の午後8時頃に東明小学校プール南側男子トイレに成人男性が侵入し、ペットボトルにドライアイスを入れて爆発させる事件が起きております。)
防犯マニュアルについては、各学校、幼稚園ごとにそれぞれの地域の実情に合った独自のマニュアルが必要であり、通常時だけではなく、運動会や授業参観など学校や幼稚園の行事、登下校時なども想定し、防犯訓練を繰り返し実施する中で実効性を増すものと思われます。さらに、教職員等の危機管理意識を高めるために防犯訓練や研修を充実させるとともに、子ども自身が危険を予測し回避できる力を養うことができるように、実践的な防犯教育を推進すべきであると考えます。
防犯マニュアルについては、各学校、幼稚園ごとにそれぞれの地域の実情に合った独自のマニュアルが必要であり、通常時だけではなく、運動会や授業参観など学校や幼稚園の行事、登下校時なども想定し、防犯訓練を繰り返し実施する中で実効性を増すものと思われます。さらに、教職員等の危機管理意識を高めるために防犯訓練や研修を充実させるとともに、子ども自身が危険を予測し回避できる力を養うことができるように、実践的な防犯教育を推進すべきであると考えます。
そこで、既にこれらの安全対策は実施されているものと思いますが、改めて本市の学校、幼稚園、保育園の危機管理実施状況について、以下5点、お尋ねします。
1.構内安全組織の整備状況、学校及び幼稚園、保育園における施設、設備の危険個所や通学路の安全点検の実施状況
2.教職員等の危機管理意識の定着のための実践的研修や訓練の状況
3.校門やフェンスなどによる不審者侵入防止対策の状況
4.防犯機器(防犯カメラ)などの設置状況、全教職員への運用指導状況
(尚、防犯機器などの設置状況については市内の小中学校及び公立の幼稚園、保育園について回答願います。)
5.子どもへの防犯教育実施状況
これに対して、執行部の答弁は以下の通りでした。
(教育委員会事務局長)
1.構内安全組織については、学校保健安全委員会などを組織し、防災や防犯対応、健康 管理に努めている。学校の施設・設備の危険個所については、月1回全職員による安 全点検を実施するとともに、日頃からの安全管理に努めている。
通学路の安全点検については、登下校時の教職員による指導や、PTA地区委員によ る安全点検、親子登下校の際の安全点検を行うなど、教師と保護者が連携して行って いる。
2.教職員等への研修・訓練については、救命救急講習、危機管理研修会の実施及び不審 者対応訓練、火事・地震対応の訓練を実施している。
3.不審者侵入防止対策については、児童生徒が学校で活動している間は、校門を閉めて いる。また敷地の周りはフェンスで囲い、不審者の侵入防止に努めている。小学校で は安全サポーターが校舎内外の安全に気を配っている。
4.防犯機器などの設置状況については、全小中学校に防犯カメラが設置してあり、録画 をしている。運用については、職員室にモニターが設置してあり、管理をしている。 異常があった場合には、その時間帯の画像が確認できるようになっている。
5.子どもへの防犯教育実施状況については、岐阜県警や可児署と連携し、連れ去り防止 教室を開催して防犯教育に努めている。また、不審者情報があった場合には、全校放 送で連絡し、注意喚起を促している。長期休暇の前には、生徒指導主事を中心に児童 生徒に防犯指導を行っている。
(健康福祉部長)
市内には公立が5、私立が13、計18の幼稚園と保育園があり、3,400人の園児が通園 している。
1.構内安全対策組織については、全ての園で園長を中心とした役割分担が定められてい る。
2.教職員等への研修・訓練については、全ての園で職員が門扉等に注意を払い、遊具の 点検も定期的に実施している。
3.不審者侵入防止対策については、全ての園で危機管理研修を実施しており、避難訓練 については年1~3回実施している。
4.防犯機器などの設置状況については、防犯カメラは11園で設置しており、オートロ ック式の門扉は7園で設置、県警本部等への非常通報装置については12園で設置し ている。その他、ホイッスルを常時携帯したり、さすまたも設置している。
防犯機器の運用指導は全ての園で実施している。
公立の園に限定すると、防犯カメラは3園、非常通報装置は4園に設置してある。
5.子どもへの防犯教育実施状況については、日常的に園児に話すと共に、警察官による 講話や、不審者訓練を全ての園で実施している。
これに対して、執行部の答弁は以下の通りでした。
(教育委員会事務局長)
1.構内安全組織については、学校保健安全委員会などを組織し、防災や防犯対応、健康 管理に努めている。学校の施設・設備の危険個所については、月1回全職員による安 全点検を実施するとともに、日頃からの安全管理に努めている。
通学路の安全点検については、登下校時の教職員による指導や、PTA地区委員によ る安全点検、親子登下校の際の安全点検を行うなど、教師と保護者が連携して行って いる。
2.教職員等への研修・訓練については、救命救急講習、危機管理研修会の実施及び不審 者対応訓練、火事・地震対応の訓練を実施している。
3.不審者侵入防止対策については、児童生徒が学校で活動している間は、校門を閉めて いる。また敷地の周りはフェンスで囲い、不審者の侵入防止に努めている。小学校で は安全サポーターが校舎内外の安全に気を配っている。
4.防犯機器などの設置状況については、全小中学校に防犯カメラが設置してあり、録画 をしている。運用については、職員室にモニターが設置してあり、管理をしている。 異常があった場合には、その時間帯の画像が確認できるようになっている。
5.子どもへの防犯教育実施状況については、岐阜県警や可児署と連携し、連れ去り防止 教室を開催して防犯教育に努めている。また、不審者情報があった場合には、全校放 送で連絡し、注意喚起を促している。長期休暇の前には、生徒指導主事を中心に児童 生徒に防犯指導を行っている。
(健康福祉部長)
市内には公立が5、私立が13、計18の幼稚園と保育園があり、3,400人の園児が通園 している。
1.構内安全対策組織については、全ての園で園長を中心とした役割分担が定められてい る。
2.教職員等への研修・訓練については、全ての園で職員が門扉等に注意を払い、遊具の 点検も定期的に実施している。
3.不審者侵入防止対策については、全ての園で危機管理研修を実施しており、避難訓練 については年1~3回実施している。
4.防犯機器などの設置状況については、防犯カメラは11園で設置しており、オートロ ック式の門扉は7園で設置、県警本部等への非常通報装置については12園で設置し ている。その他、ホイッスルを常時携帯したり、さすまたも設置している。
防犯機器の運用指導は全ての園で実施している。
公立の園に限定すると、防犯カメラは3園、非常通報装置は4園に設置してある。
5.子どもへの防犯教育実施状況については、日常的に園児に話すと共に、警察官による 講話や、不審者訓練を全ての園で実施している。
詳細はyoutubeの可児市議会のページでアップされた私の一 般質問をご覧ください。
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