2014年5月30日金曜日

背負ったランドセルの重さを・・・


昨夜は消防操法の練習を終え、23時過ぎに帰宅すると家内から子ども達が通っている東明小の校報を渡されました。
一読して感動したのでシェアさせていただきます。
かなり長い文章ですが、敢えて全文を原文のまま書きます。




表題「背負ったランドセルの重さを・・・」

まるで夏本番を思わせるような強い日差しが降り注ぐ中を、今朝も子どもたちは大きなランドセルを背負いながら仲良く登校してきました。毎日当たり前のように目にする子どものランドセル。このランドセルには一体何が入っているのか、その重さを子どもから教えられたのは私が教師になって間もない頃の出来事でした。
 当時の私は5年生の担任でした。40人近くの子どもたちとの学校生活は忙しく無我夢中の日々を送っていました。学級の1人だったI男は、明るく運動好きな子でしたが忘れ物が多いことが彼の難点でした。当時は今と違って集金等は担任が毎月、集めていました。毎朝毎朝「忘れました」と返事を繰り返す彼に、私は煩わしさと腹立たしさのあまり心無い言葉を幾度となく浴びせてしまいました。
 ある日、元気だったはずのI男が欠席しました。次の日も。心配になり放課後に家庭訪問すると薄暗い家の奥からしおれた顔をのぞかせ消えるような声で話してくれました。

「先生、ごめんなさい。集金出せなくて。」
「お母さんが何とかして明日は持たせると言ってくれたから・・・。」
「本当にごめんなさい。」

この言葉を聞いた時、教師として人としての未熟さと至らなさを痛いほど感じました。30年以上たった今でも決して忘れられません。大失態です。教師失格です。私はいたたまれない気持ちで「いいからいいから」と何度も何度も繰り返すだけで精一杯でした。
 月日が流れたある日、私がスーパーで買い物をしていると子ども連れの男性が駆け寄って来ました。あの日のI男でした。立派に成長した彼は私に向かって照れ臭そうに「先生お久しぶりです。お世話になりました。」と笑顔で話しかけてくれました。あんなつらい思いをさせた私に。その横で当時の彼によく似た可愛らしい男の子が無邪気に遊んでいました。あの日の記憶が一瞬のうちに蘇り、自分に対する恥ずかしさと彼に対するすまなさが再び胸にこみ上げてきました。唯一、笑顔と優しい言葉が救いでした・・・。
 子どもたちは毎日毎日、ランドセルの中に教科書やノートと一緒に自分の力だけではどうすることもできない大きくて重いものを背負いつつ、それでも登校していることを彼の言葉と涙から教えられました。今日笑顔で登校した東明小294人も大きさや重さに違いこそあれ一人一人必ず肩(心)に食い込むものを背負って登校しているはずです。背負った重さを忘れられる楽しい学校づくり、その重さをはね返す力を養うことのできる確かな学校づくりを目指します。私たち東明小学校の職員は、子どもの笑顔が何物にも代えがたい喜びです。私のような愚かな対応をする教師は一人としていないはずです。
 着任して僅か2か月足らずですが、東明小学校区は保護者と学校、地域が一体となって教育(共育)を進められる温かい気風があることを強く感じております。そうした皆様の支えを頂きながら、全ては子どものためにとの信念のもとに職員一同、「子供が主役、一人一人が輝く東明小学校」めざして歩んで参ります。どうぞ、よろしくお願いいたします。(以上)

子どもたちを学校に預けている親として、こういう文章を書かれる校長先生がおられることに感謝し、安心するとともに誇りに思います。
私は今日からまた校長先生と一緒に子どもたちの見守りをすることを楽しみに感じてきました。

2014年5月27日火曜日

可児市消防団操法大会操法激励会

今夜は可児市消防団操法大会操法激励会でした。
第4分団は本番会場となる「ふれあいパーク・緑の丘」に集合し、地元自治連合会のみなさんの臨席のもと、市長激励と操法披露を行いました。
今年は4-3(平牧南部・桜ヶ丘)が代表でこれまでの練習の成果を披露しました。

6月15日の操法大会本番まで残り3週間を切りました。
消防団員は仕事が終わってから夜間練習に励んでいます。

これからは水を出しての訓練となりますが、要員のみなさんは本番まで怪我のないよう頑張っていただきたいと思います。




2014年5月22日木曜日

平成26年度 日本自治創造学会 研究大会

今日から2日間、会派研修として東京明治大学アカデミーコモンで
平成26年度 日本自治創造学会 研究大会「変わる地域社会、変わる自治体・地方議会〜自治・自立・分権〜」に参加しています。

現在は内閣官房 地域活性化統合事務局次長の藤原豊氏が講師で「国家戦略特区による地域経済の再生へ」というテーマで講演をいただいています。







2014年5月21日水曜日

自治体総合フェア2014

会派視察で東京ビッグサイトで開催されている「自治体総合フェア2014」に来ています。本日は「トラストバンク」さんのブースにお邪魔して、今話題のふるさと納税について見識を深めました。





2014年5月18日日曜日

議会報告会(@土田公民館)

昨日の広見公民館に続き、今日は土田公民館で議会報告会が開催されました。
 私は担当議員ではなかったので傍聴したのですが、本日は名城大学都市情報学部の昇秀樹教授とそのゼミ生が多数参加してくれたこともあり、会場は満席でした。
昨日の報告会で「社会貢献システムモデル事業」の予算内訳について質問があり、今一つわかりやすい答弁が出来なかったので、今日はその資料を事務局が急遽用意して臨みました。
 その甲斐あって、質疑応答では地域通貨Kマネーの質問に対して明確な回答が出来ていました。そのほかにも駅前拠点施設や空き家問題についても活発な質疑応答が行われました。
 最後に昇秀樹教授から総括があり、年々レジメがよくなっていること。また、パワーポイントに合わせた説明も聞きやすく分かりやすかったとのお褒めの言葉をいただきました。今後の改善点としては、説明資料にカタカナが使われている場合、適切な日本語訳をつけることが必要であることや、ボランティアについては、本来の意味は“自主的”にという意味で、無償とは限らない。外国ではボランティアの多数は有償であり、本市ではどうするのか議論が必要であるとの指摘をいただきました。

次回は来週、5/24(日)午後2時から帷子公民館にて開催されます。



アフリカへ毛布をおくる運動

本日は午後3時頃までバロー広見店にて、可児明るい社会づくり運動協議会のみなさんが「アフリカへ毛布をおくる運動」で毛布を収集しています。
ご家庭にあるいらなくなった毛布がありましたら、バロー広見店北側駐車場まで持ってきてください。
また、同時に募金活動も行っていますので、よろしくお願いします。




2014年5月17日土曜日

議会報告会(@広見公民館)

議会報告会初日が終了しました。

私ははじめての司会を務めましたが、前半は報告に対する質問が少なかったので、間を持たせるために喋り過ぎた感があります。
が、後半は空き家問題への取り組みや可児市社会貢献システムに関する質問など活発な質疑応答がありました。
また、議会だよりの内容についても大変参考となるご意見をいただいたので、今後の議会広報に生かしていきたいと思います。

明日は土田公民館にて、午後2時から開催しますので、お時間のある方は是非土田公民館までお越しください。