2011年12月14日水曜日

建設経済委員会

現在、議会の会期中ではありますが各常任委員会に付託された議案を審議しており、昨日の文教福祉委員会に続いて今日は建設経済委員会がありましたので私は委員外議員として傍聴して来ました。
本日の目玉は9月議会から継続審議となっていた「笠松競馬場外馬券販売所建設に反対する請願書」についてでした。
予想通り、審議は紛糾しました。
地元の自治会はすでに建設反対の議決をしており、請願に対して審議する必要はないとの意見も出ておりましたが、議会は出された請願については所管の委員会に付託し「採択か不採択」の議決をしなければいけません。
私も請願の取り扱いについては認識不足でしたので調べてみました。
仙台市のHPにわかりやすく書いてあったので参考までに下記に書いておきます。
(以下、抜粋)
市民の皆様が、市政について意見や要望がある場合、請願や陳情を提出して市政に反映させることができます。
請願や陳情は、どなたでも提出することができます。また、内容も市の全ての事務に及び,さらに市の公益に関する事項も含まれます。
 議会に提出された請願は,慎重に審議され,その内容が妥当と認められるものは採択し,市の事務に関するものは市長等へ送付されます。その処理の経過,結果については議会でその報告が求められます。
 請願と陳情との違いは、請願では提出の際,紹介議員(請願の内容に賛意を表する議員)の署名が必要ですが,陳情では議員の紹介が必要ではありません。陳情についても市の事務に関する事項で内容が請願に適合するものは,請願と同様に取り扱われます。

ということで、本日の建設経済委員会で委員の採決をとった結果、採択5・不採択1でこの請願については採択するということで議決されました。最終的には議会最終日に付託された委員会の議決について委員長から説明があり議会として決議することになります。
私自身はこの笠松競馬場外馬券販売所建設に対しては地元自治会が反対していること、わずかな固定資産税しか入らないこと、近隣環境へ悪影響があるなどの理由から反対の立場です。
先ず第一に地元自治会が反対しているものを推進するわけにはいかないと考えます。


明日は常任委員会としては最終の総務企画委員会が開かれます。
補正予算に絡んだもの全てについて審議されるため、こちらも執行部との間で相当紛糾すると思われます。総務企画委員長の澤野議員も本日は前準備で大変そうでした。
執行部の職員の皆さんも補正予算の質疑の答弁にあたり、今週は準備で大変だと思います。
議会と執行部、どちらも市民のため真剣に議会に臨んでいます。
私にも市民の皆様に対し、議会で何がどうなったかを説明する義務があります。
明日の総務企画委員会も委員外議員として傍聴し、このブログ上で報告をさせていただきます。

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現在、可児市のHP http://www.city.kani.lg.jp/ で冬の風物詩となったアーラのイルミネーションの紹介をしています。
今年は“復興・祈り”をテーマに平成24年1月22日(日)まで灯します。
残念ながら今年は可児川ふるさと公園で毎年行われていた「冬のほたる」が節電のため中止になりました。
街はクリスマス一色になっており、市内でも自宅をイルミネーションで飾っているお宅を見つけると師走で忙しい気分が癒されます。
もし、お時間があれば是非アーラまでお出掛け下さい。


先日の「ふれあい講演会」で水谷修氏がこう語っておられました。
「どれだけ忙しくても一日にたった3分でいいから“美しいもの”を見る時間を作ってください」、と。



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