2011年11月15日火曜日

秋の火災予防週間

現在、秋の火災予防週間につき地元消防団で11/9~11/15まで当番で地域をパトロール(消防車でアナウンスを流しながらまわる)しており、本日は最終日で私も先輩団員と二人でパトロールに行ってきました。
今回は可児市消防団で新たにMCA無線を導入したため、一応パトロールの開始、終了時には本部と連絡を取り、無線での応答の確認も出来ました。
本市も昨年の7・15豪雨災害や今年の2回(8・23、9・20)の豪雨災害があり、地域における災害時の消防団の役割が重要視されております。
災害時には対策本部との密な連絡が必要であり、MCA無線は今までの無線に比べ広いエリアでの一斉通信が可能で瞬時に情報共有が出来、混線もなく安定した通信ができるというメリットがあります。
以下は携帯電話や他の無線との比較表です。


項目MCA無線携帯電話簡易無線
災害対応◎多くの災害で活躍した実績。  非常用発電機で停電対策も万全。▲災害時は回線が混雑して通信困難。基地局の停電対策は数時間が限度。メールも時間がかかる。▲他社との混信、停電対策等に課題
一斉通信で情報共有◎広いエリアでの一斉通信で瞬時に情報共有▲個別通信のみ。多人数の情報共有が困難▲一斉通信で情報共有は可能だが、エリアが狭い
通信可能エリア○全国全国数kmの範囲
運転中の通話○可能(規制対象外)▲禁止(道路交通法)○可能(規制対象外)
その他▲チャンネルが共用のため、他社と混信あり   ◎通話は無料

今日は実際にMCA無線を使用して本部と応答をしたわけですが、初めて使ったこともあり使い勝手がわからず連絡を取るまでに多少手間取りましたが、一度覚えれば携帯電話感覚で使えるようになるので、いざという時に備え使い方をしっかり習得したいと思います。