2011年11月17日木曜日

チェリーヴィラ広見苑視察

今日は文教福祉委員会があり、市役所にて地域こども見守りモデル事業で夏休みに南帷子小学校で行われた「夏休みキッズクラブ」の実施結果と評価報告を受けた後、委員のメンバーで広見にある「介護老人福祉施設 チェリーヴィラ広見苑」に視察に行って参りました。今回の目的は介護職員処遇改善交付金の廃止について意見聴取と施設の見学にあります。

まず最初に玉置施設長さんから広見苑の施設概要について話を伺いました。
この施設は平成16年10月に開設し、今年で8年目とのことでした。
施設としては特別養護老人ホームが80床、ショートステイが20床、デイサービスの方は1日35名までお世話しているとのことでした。
詳しい施設の内容については下記をご覧下さい。

玉置施設長さんの話ではこの施設は認知症の方がほとんどで、立上げ当初はスタッフの方も大変なご苦労をされたということでした。スタッフの人数は現在87名で、今年度も5名入社されたとのこと。ただ、最近は学生の募集をしてもなかなか人数が集まらなくて人材不足の問題を抱えているとも言われておりました。
来年度には「介護職員処遇改善交付金」が廃止になる可能性が大ということなので、介護報酬の引上げを是非お願いしたいというのが現場の意見ですが、介護報酬を上げれば利用者への負担増になるという弊害もあるため、現場の方は声を大にして言えない苦しい現状があります。
私も今後、介護福祉サービスについて見識を深め、少しでも現場で働くスタッフの皆さんの待遇改善が図られるよう地方から中央へ要請していきたいと思います。

正面入り口

レクレーションルーム