2011年11月22日火曜日

議運・昇ゼミ・全協

今日は朝から庁舎で議会運営委員会の傍聴をして来ました。内容は12月定例議会の日程と議案についての報告が主でした。その他に議会基本条例の議会報告の要項についての報告も川上委員長からありました。

10:50からは毎月行っている名城大学都市情報学部の昇教授のゼミがあったので、議運を抜けて名城大学へと向かいました。2期生の議員はほとんど議運に出ていたため私を含め、山口議員・伊藤壽議員・伊藤英生議員(1期議員)と天羽議員(2期生)がゼミに出席しました。
ゼミのテーマは急遽変更になり、大学院生の中原君が作成中の修士論文「都市の限界集落」を資料として意見交換しました。
「限界集落」とは65歳以上の高齢者が、人口比率で住民の50%を超えた集落のことを指し、長野大学教授である大野晃氏が、高知大学教授時代の1991年に最初に提唱した概念と言われています。
可児市においては、現在高齢化率が50%を超えている団地や地区はありません。
しかしながら、西可児の若葉台ではすでに高齢化率が30%を超えており、今後は市内の他の団地でも急速に高齢化が進むことは間違いありません。
論文の中では愛知県の高蔵寺ニュータウンや東京の多摩ニュータウンの活性化事例を挙げて高齢化対策について書かれていました。
昇先生から院生の中原君に可児市の地区別高齢化率を調査して、最後の章で一般論化するようにと指示をされていました。
この論文が完成すれば、今後の可児市の高齢化対策を考えていく上で非常に役立つと思います。

また、今回から民主ネット可児の伊藤英生議員が昇ゼミに参加し、1期議員での参加者は私を含め4名となりました(2期議員の方は6名)。会派の垣根を越えて同じゼミで勉強が出来るようになったことは可児市議会にとってとてもいいことだと思います。


10月18日 昇ゼミの模様


午後からはまた庁舎へとんぼ返りし、議会全員協議会に出席しました。
ここでは議長及び各委員長から活動報告があった後、人権擁護委員の留任について諮られ承認されました。また、「可児市職員の給与支給に関する条例の一部を改正する条例」についての説明が執行部からありました。

全員協議会が終わった後は会派室で誠颯会の会派会議を行い、要望陳情についての整理と一般質問の内容の事前確認を行いました。

会派会議が終わった時点で16時を過ぎていましたが、一旦家に戻りそれから一宮で行われる異業種交流会の会合に向かいました。
本当に今日はタイトなスケジュールで昼飯を食べる暇もありませんでしたが、とても充実した一日でした。明日は特に決まったスケジュールはないので、遅れている一般質問の原稿作りに充てようと思います。