2013年10月20日日曜日

可児市防災リーダー養成講座が終了しました


9/8から計4回に渡って総合会館分室にて開催された「可児市防災リーダー養成講座」が昨日で終了しました。
私も昨年、第1回目の受講生としてこの講座を受講しました。
昨年は26名の方が防災士試験に合格され防災士となられましたが、2年目となる今年は昨年の参加者数を上回る37名もの方が受講されました。
昨日は講座最終回ということで終了後、参加されたみなさんに防災安全課長から「修了証書」が手渡され、その後、修了者全員が日本防災士機構による防災士試験を受験されました。この試験に合格すれば、晴れて防災士となることが出来ます。


昨年防災士を取得した26名の防災士有志からなる「可児市防災の会」という会を今年の7月に立上げました。現在は毎月定例会を開催し、地域防災力向上や個人のスキルアップを図るために勉強会を開催しています。
私も「可児市防災の会」のメンバーとして、昨日は講座終了後にお時間をいただき、会の趣旨と活動について告知させていただきました。
よく言われることですが、防災に必要なものは「自助・共助・公助」です。しかしながら、公助(行政の助け)はいざという時当てにならなくなります。そこで肝心なのが、「共助」です。自らが助かることは大前提で、その後の「共助」が災害が起こった時に必要となります。
市内の各地域で防災力を向上させるため、今回防災士になられるであろう37名の方もこれからそれぞれの地域に戻って尽力していただけるものと思います。

今回、可児市防災リーダー養成講座を修了されたみなさん、お疲れ様でした。
37名全員の防災士試験合格を祈念申し上げます。
 

2013年10月15日火曜日

視察対応に同席させていただきました

 本日は千葉県松戸市議会の市民力(会派名)3名の議員さんが議会改革を目的に来訪され、可児市議会からは川上議長自ら視察対応をされました。
また、現在1期議員5名で議会の申し合せや先例集の見直しを行うなど、調査研究を進めている最中でもあり、私も伊藤壽議員、山口正博議員と一緒に本日の視察対応に同席させていただきました。


 松戸市議会では、平成21年に議会基本条例が制定されてはいるものの、議案に対する採決の結果(各議員の賛否結果)を公表されておられないということでした。
我が可児市議会では、昨年(平成24年)12月に議会基本条例が制定されましたが、制定以前から議会HPと議会だよりで議案に対する全議員の賛否を公表しています。
また、本会議においては電子機器などの特別な採決システムを使用せず、挙手と起立による採決を採用しています。
この部分に、松戸市議会の市民力3名の議員さんが興味を持たれたとのことでした。

 現在、議長をされている川上議員は以前、議会基本条例特別委員会の委員長も務められていたので、今回の視察対応でも可児市議会の議会改革の変遷を詳細に説明されました。
説明ののち、「議会基本条例は議会と市民との契約であり議会の憲法です。市民に対して条例などで、市内での活動を制限したり、罰則を決める事が出来る権限を持つ議会が自らを律する憲法となる基本条例を制定したにもかかわらず、その原則である議会の透明性、公平性、開かれた議会運営の基本を果たす姿勢が無いのであれば、基本条例は今すぐ破棄すべきです。」という意見も述べられました。

 松戸市は人口48万人の大都市で議員定数が44人という大所帯だそうです。
過去の因習や様々な理由から議会改革が進まない現状に、視察に来られた3名の議員さんも困っておられるようでした。議会改革を進めてもなかなか市民には何が変わったかわかりにくいかもしれませんが、議会のルールを決めた以上はそのルールに則って開かれた議会にしていくことが、議員の使命であると考えます。

2013年10月4日金曜日

学校給食への異物混入について

昨日(10/3)のことですが、また可児市内にある桜ケ丘小学校と蘇南中学校の学校給食時に異物の混入が確認されたとの報告がありました。
この件についてはすでに今朝の新聞にも掲載されていますが、概要は下記の通りでした。

(以下は、市から報告をうけた内容です。)
1 桜ケ丘小学校では、5年3組(児童数32名)で可児市学校給食センターで調理した、「まめまめサラダ」、「豚肉のきのこソース」、「クリームコーンスープ」に髪の毛のような異物、また、5年1組(児童数33名)では「クリームコーンスープ」に同様な異物の混入が確認されました。学校は、混入経路が不明なため、万全を期し、直ちに該当クラスの喫食を中止するとともに、給食センターは現場へ職員を派遣し、状況を確認しました。
学校では他の学年などからの余剰分で緊急対応しました。その結果、5年3組は全員対応できましたが、5年1組では一部の児童で「クリームコーンスープ」を飲むことができませんでした。(人数不明)
また、蘇南中学校では、「黒食パン」1枚に「糸くず」のような異物が確認されたため、全生徒に喫食を中止するよう校内放送を行い、代替えパンの準備ができないため本日の「黒食パン」の喫食を中止しました。
桜ケ丘小学校及び蘇南中学校の保護者には緊急メールで状況をお知らせし、明日(4日)には経緯についての報告文書を送付します。

2 教育委員会の対応
教育委員会(給食センター)では、学校から連絡を受けるとともに、学校と連携し、喫食の中止の対応を行いました。
給食センターで調理した「まめまめサラダ」等への髪の毛のようなものの混入については、混入経路等の調査を行っています。

3 その他
学校給食用の食パンは、公益財団法人岐阜県学校給食会に委託し、給食会の指定業者(多治見市)が製造したもので、「糸くず」のようなものはその過程において付着したものと思われます。

報告をうけた内容は上記の通りでした。
市内では先月2日の蘇南中、9日の東明小でのパンにコバエが付着していた事件、今月1日の麦飯にクモが混入した事件があり、議会からも一昨日の議会全員協議会で教育長と学校給食センター所長にマニュアルの見直しを図るように注意をしたばかりでした。
その矢先に起きたことであり、大変遺憾なことです。

2013年9月27日金曜日

レッドランド市訪問団

 本日はオーストラリア連邦レッドランド市訪問団のみなさんが午後1時からの本会議の前に議場に来訪され、カレン・ウィリアムズ市長が代表して挨拶されました。
 その後、可児市議会議員全員とカレン市長、レッドランド市議会議員のクレイグ・オギルビーさん、通訳を務められたオーストラリア日本野生動物保護教育財団理事長の水野哲男さんと一緒に記念写真を撮影しました。


 可児市はレッドランド市との交流事業を継続中で、カレン市長もあいさつの中で、今後とも両市で国際交流、学習交流、経済交流を行っていきたいと話されました。
 9/29からは、クリーブランド高校の生徒6名が10/3までホームステイする予定で、9/30にはクリーブランド高校と可児工業高校との姉妹校調印式が執り行われます。


 議場で挨拶をするカレン・ウィリアムズ市長

クレイグ・オギルビー市議(中央右)と
オーストラリア日本野生動物保護教育財団
理事長の水野哲男氏(下段右から4人目)

2013年9月13日金曜日

可児市職員の給与支給の特例に関する条例の制定について

昨日、一般質問終了後に「可児市職員の給与支給の特例に関する条例の制定について」について同じ会派の澤野議員より質疑が出され、総務部長が答弁しました。
この議案は私が副委員長を務める総務企画委員会の付託案件です。



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この議案については以下のような経緯があります。

国は、地方自治体に対して、今年7月からの地方公務員給与の削減を強く求めてきました。
これに対して、例えば、全国市長会議で国の要請に対する批判決議がなされるなど、全国の自治体は、国への不満や、不信感を募らせています。
過去にも、三位一体の改革による地方交付税の大幅削減など、自治体の財政に重大な影響を与える施策はありましたが、この度の給与削減要請は、質的に大きく異なっています。

国(国家公務員)は、平成24年度と25年度の2年間、期限付きで平均7.8%の給与削減を実施しています。理由は、国の厳しい財政状況と、東日本大震災の復興財源の一部にするためです。
これを受けて、国は、平成25年1月、地方に対して、「国に準じた」地方公務員給与を要請し、各自治体や地方議会は、ここ数ヶ月、様々な議論を行ってきました。

自治体が給与削減を行う場合には、職員組合との交渉や、議会での給与削減に関する特例条例の議決など、様々な手続きが必要となります。
国の要請に基づいて、6月までに議会での議決を行い、7月から給与削減を実施した自治体は826、一方、減額していない団体は、618(約35%)です。

国は、地方が給与削減を行うことを前提として、今年度の地方交付税総額を削減する決定を行いました。
自治体の規模や事情にもよりますが、地方交付税を削減された自治体は、蓄えていた内部の貯金(財政調整基金など)を取り崩すとか、給与削減を渋々実施するといった対応をとることになります。
なお、全国の自治体のうち、国からの地方交付税に頼らず、財政運営ができるのは、都道府県では東京都のみ、市町村では、東京都内や愛知県内など、主に都市部の48団体、合わせて、49団体(約3%)のみです。

さらに国は、先般、削減未実施の自治体に対して、9月議会での給与減額条例の議決と、10月からの実施について、再度強く要請しました。
この新制度では、自治体への交付税配分の計算(人件費部分の基準日)時点を、今年の10月1日とすることも、同時に臭わせています。

「今年の10月までに給与削減をしないと、来年の交付税を減らす。」ということです。

一方、国では、平成26年度から、新たな交付税算定についての制度設計を進めています。この中で、給与削減など行革努力で成果を上げた自治体に、交付税を手厚く配分する方法の検討が行われています。
三位一体の改革による交付税の大幅削減は、ほぼ全ての自治体に、同じような影響が及ぼされる内容でした。今回のように、個々の自治体ごとの配分(減額幅)が、プラスとマイナス両方向に大きく異なる恐れのある事態は、異例のことです。

国から「ムチ」を見せられ、同時に「アメ玉」が投げ込まれる状況になりました。
なぜそんなことをするのでしょうか。

「自分たちは、1年以上も前から給与削減をしているんだから、当然、県や市町村も、同じようにカットすべきだ。」
「このままでは、自治体間の横並びが崩れ、不公平が生じる。」
「国が要請しているんだから、自治体が従うのは当たり前。」

国にとって大事なのは、もはや、メンツを保つことだけなのかもしれません。

給与削減を実施しない自治体は、国のアメとムチにより、今後、急速に減っていくと思われます。
一方で、自治体の不満や、国への不信感は、募るばかりでしょう。

じわじわと国と地方の溝が広がり、ひいては消費税や道州制といった課題において、地方の反発があらわになり、国と地方の対立につながっていく。
いずれ、あれがターニングポイントだったと気が付くことになる。
しかし、それは国と地方の双方にとって、ひいては国民にとっても、望ましいことではありません。(引用終わり)

私も地方議員としてこういった地方分権を根底から覆すような国のやり方には納得がいきません。
9月20日には総務企画委員会でこの議案の審議が行われますが、採決の結果がどちらになるかはわかりません。
県内の市町村の動向にも注視し、様々な意見に耳を傾けて正しい判断をしたいと思います。

2013年8月3日土曜日

森の学校〜森の妖精コロボックルを作ろう〜

 本日は先月岐阜県の「平成25年度環境保全モデル林事業」の対象地として採択された、可児市我田の森(所在地:可児市久々利)で開催された、森の学校〜森の妖精コロボックルを作ろう〜に家族で参加してきました!

 里山にある木の枝を使って、象・ライオン・キリン・カブト虫などを子供達と一緒になって作りました。


 私の息子はライオン、娘は象を作ったのですが、なかなか思ったように形作れなかったり、うまく色が塗れなかったりしましたが、何とかそれらしく作ることが出来ました
ただ、ライオンのタテガミを私が前後ろ、反対に着けてしまったので、なんだか首輪を着けた犬のようになってしまいました(笑)



 コロボックルを作った後は、参加者全員で流しそうめんを食べました!そうめんだけでなく、トマトや瓜、スイカまで流れて来て、大人も子どもも必死に竹箸を使って、楽しみながら食欲を満たしていました。
 マイナスイオンを思いっきり身体に浴びながら食べるそうめんは格別でしたよ!




 今日は子ども達と自然の森の中で見つけた木の枝を使い、既製品にはない手作りのコロボックル作りを楽しめたので、夏休みのいい思い出が出来ました。
このような企画を考えられ、準備していただいた「里山クラブ可児」のみなさんの活動に敬意を表するとともに、今回のイベントに参加させていただけたことに感謝致します。

2013年7月25日木曜日

訃報

今日は美濃加茂市の渡邉直由前市長の告別式に参列させていただきました。

 猛烈な蒸し暑さにもかかわらず、弔問に訪れる人があまりにも多くて、仮設のテントから溢れるほどでした。
渡邉前市長とは、私が今井代議士の秘書時代に挨拶程度でしたが、直接話をさせていただきました。
いつも朗らかな顔で話をされて、まわりに気を遣われる方でした。

 告別式では藤井市長が弔辞を読まれ、前市長のご功績とそのお人柄を偲ぶとともに、その意志を受け継いで、これからの美濃加茂市のまちづくりに真摯に取り組んでいくことを誓っておられました。
 突然の訃報で痛恨の極みでしたが、これからは若い藤井市長と美濃加茂市の行末を見守っていただけるものと思います。

合掌。